この度建て主さまのご好意によりオープンハウスを開催させていただきます。
目次
オープンハウス(内覧会)開催案内|中島の家2
■開催日時 : 11月28日(土)、29日(日) 10:00~16:00
■開催場所 : 新潟県阿賀野市(詳細は別途ご案内)
※見学は勝手ながら事前申込制とさせていただきます。
ご希望の方は、当社web問い合わせフォームから「中島の家2見学希望」と明記の上、お名前、返信連絡先、来場希望日時をお書き添えの上お申し込みください。折り返し開催場所をご案内いたします。
上記の申込要領のとおり、誠に勝手ながら事前にご来場時間をお知らせください。興味を持ってご来場される皆さま全てにゆっくりご覧いただきたいとの思いからです。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
当社より直接、開催連絡をさせていただいたお客さまは、個別の案内を優先してください。
建物の見どころ
アースカラーの外観
玄関から張り出すように伸びた回廊屋根が印象的な外観。
外壁は横葺きのガルバリウム鋼板ですが、色が当社では珍しいアースカラーのグリーンをまとっています。そこに木製の断熱玄関ドアがアクセントカラーとしてうまく効いています。
外に繋がるリビング
リビングは南面に大きく開き、吹抜けとも繋がる気持ちのいい空間に。
写真撮影時点では庭の植栽工事がまだですが、オープンハウスの頃にはリビングからウッドデッキ~庭の緑へと視線が抜け、外部と室内を一体的に感じられるリビングに。
最近の住宅は外との繋がりを持たない閉じた住宅プランが多数ですが、建築は外ともっと繋がりを持つべきだと考えます。外から豊かさはやってきます。
南に大きく開口を設けていますが、深い軒を設けいるため、太陽高度の低い冬は採光と共に太陽からの取得熱によって暖房負荷を減らし(太陽熱を暖房の足しにする)、太陽高度が高い夏には屋根から伸びる深い軒の出によって陽を切る設計をしています。
床下エアコンによる全館空調
後述するUA値0.39W/m2Kの高断熱な躯体をベースに、暖房は市販のルームエアコンを使って床下に暖気を送り全館暖房する「床下エアコン暖房方式」を採用。一方、夏には2階ホールに設置したエアコンを冷房運転し全館冷房することで、1年を通じて温度差の少ない全館空調がおこなえます。
この空調方式はエアコンメーカーさん非公式の空調方法ですが、一定のノウハウをもって設計・施工すれば設備費のイニシャルコスト、十数年後に訪れる設備更新時の設備更新コストも安く、そして年間を通じてランニングコストを抑え全館空調できます。
100万、200万する全館空調システムは予算面で採用できる方が限られますが、この床下エアコン暖房方式であれば標準装備化できる十分なコストパフォーマンスがあります。
当社でも10年ほどの実績があり、とても理にかなった、予算面でも、得られる快適性の面でもよい落としどころな冷暖房設備だと思います。
オープンハウス当日は11月末、温度差の少ない室内温熱環境、気流感のない暖房感を体感していただけると思います。
吹抜けを熱ダクトに
吹抜けは視覚的に抜けるその気持ちよさもよいですが、高断熱な躯体で全館空調する際には熱を上下に運んでくれる役割も担います。
エアコン1台で全館空調するには、いかに効率よく熱を家の隅々まで運ぶかがポイントになります。エアコンからは温風や冷風が出ますが、空気は熱容量も小さく、水やコンクリートなどに比べると熱を運ぶ”運び屋”としてはなかなかの怠け者選手です。
そこで、吹抜けを設けることで、吹抜けが言わば熱を運ぶダクトの役割となり、冬の床下エアコンの暖気を2階へ、夏のホール設置エアコンから出る冷熱を1階へと運ぶ経路とすることで、空調効率を高めます。
風合い豊かな自然素材仕上げ
室内の仕上げは、床も窓枠も造作材も、全て無垢材を使った自然素材仕上げ。
当社は新建材と呼ばれる塩ビの建具や合板フロアは使いません。手に触れるものはやはり自然素材の優しく、そして住まい手と共に歳を取り、風合いが増す自然素材が一番です。
フローリングはバーチ(カバ桜)の無垢フローリングのオイル仕上げ。バーチはオイル仕上げをすると絹のようなやさしい光沢感が生まれ、清潔感のある上品な仕上がりとなります。
リビングの一角には縦格子の目隠しルーバーをアクセントに設えました。ルーバーは建具枠と同材のアガチスを使って製作しています。
自然素材仕上げは、全て我々工務店がデザインし寸法を決め、大工が削り、組んで仕上げます。どのような木を使うか、どう見せるかを設計から施工まで一貫してコントロールできるのはモノづくりをしている工務店の最大の強みではないでしょうか。
建物性能
中島の家2の外皮性能(断熱性能)は、国の断熱基準(平成25年省エネルギー基準)よりきびしいHEAT20の指標でG1グレードをクリアするUA値0.39W/m2K。
下に中島の家2のHEAT20ラベルを載せていますが、新潟のこの場所は地域区分5、HEAT20の物差しでは、より高いG2とG1のちょうど中間くらいの性能です。
UA値とは別に、もうひとつ断熱性能を現す指標にQ値(熱損失係数)がありますが、中島の家2はQ値1.50W/m2K。
平成25年省エネ基準で北海道基準がQ値1.6W/m2Kですので、新潟のこの地では申し分ない低燃費エコハウスと呼べるでしょう。
仕上げ・設備・住宅性能
(1)主な外部仕様
・外壁:ガルバリウム鋼板(SGL)横葺き
・屋根:ガルバリウム鋼板(SGL)竪平葺き
・建具:樹脂サッシ+真空トリプルLow-Eガラス(YKK AP APW330真空トリプル)
南面のみ普通複層Low-Eガラス
木製断熱玄関ドア(コシヤマ スペリオル一部カスタマイズ)
・デッキ:エステックウッド(杉)製作
・フェンス:エステックウッド(杉)製作
(2)主な内部仕様
・天井:珪藻土クロス貼り
・壁:珪藻土クロス貼り
・床:バーチ(カバ桜)無垢フロア貼り(グロスクリアオイル仕上げ)
・造作家具:玄関収納、テレビボード、キッチン背面収納(食器棚)、小上がり収納、洗面化粧台、ダイニングテーブル、他
・建具:シナ合板フラッシュ製作建具、一部ホワイトオーク框戸
・キッチン:無垢システムキッチン(ウッドワン スイージー)
・浴室:ユニットバス
(3)主な構造・性能・設備
・主な構造材、羽柄材:越後杉ブランド(県産スギ製品)(新潟県補助金適合)
・構造設計:許容応力度計算により安全確認(積雪1.3m考慮)
・UA値(外皮平均熱貫流率) : 0.39W/m2K
・Q値(熱損失係数):1.50W/m2K
・ηAC値(冷房期の外皮平均日射熱取得率) : 1.3
・暖房エネルギー消費量 : 暖房負荷 6,585kWh/年(1m2当り:62.1kWh/年)
・冷房エネルギー消費量 : 冷房負荷 1,435kWh/年(1m2当り:13.5kWh/年)
・自然温度差:4.78℃
・暖房設備:床下エアコン暖房システム(ヒートポンプエアコン)
・冷房設備:ヒートポンプエアコン
・給湯設備:エコキュート
新型コロナウイルス(COVID−19)対策
内覧の際は、感染予防対策として以下のご協力をお願いいたします。
・マスク着用にてご来場をお願いいたします。
・完全予約制とし、一組さまごとのご来場とさせていただきます。
・会場入り口での検温、アルコール消毒にご協力ください。
・お渡しします手袋の着用をお願いします。
・風邪などの症状がある場合は入場をお控えいただく場合があります。
・弊社スタッフもマスク着用で対応させていただきます。
・お一組毎に窓を開けて室内の換気をさせていただきます。